ストレスは自分が大事にしている物事を見つけるセンサーになる

ストレスとうまく付き合うことができると、目標達成への手助けになってくれる、ということがわかりました。

ストレスを感じる時というのは、『自分が大事にしている時間や物事、思考などの自由が侵されているとき』だそうです。

ストレスは自分の思い通りにいかない時に起こる

確かに、思い返すと、自分の思い通りに(期待通りに)物事が進まない時にストレスがかかることって多いですよね。

例えばこんなパターンはどうでしょうか。

  1. 朝から楽しみにしていたテレビ番組が、仕事の残業で見れなくなってしまった
  2. ゲームをしていたいのに、買い物を頼まれた
  3. 仕事が認められるように頑張ったつもりなのに、指摘された

これらから分かるように、ストレスは自分の主観で物事が思い通りに進まなかった場合に起こることがわかります。

そして反対に、ストレスによって自分がやりたいことや大事にしているモノが分かるセンサーの役目をしています。

先ほどの例で、それぞれ分析してみます。

朝から楽しみにしていたテレビ番組が、仕事の残業で見れなくなってしまった
= テレビ番組自体やタレントが好き

ゲームをしたいのに、買い物を頼まれた
= ゲームが好き

仕事が認められるように頑張ったつもりなのに、指摘された
= 仕事に真面目で認められたい

一見すると、当たり前のことに見えるかもしれませんが、
改めてこのように、『なぜ今自分にストレスがかかったのか』という原因を探ることは、環境を改善するための良い考え方だと思います。

ストレスを無くす改善方法は自分の中にある

見たいテレビ番組が見れない可能性が今後もあるのであれば、お金を払ってでも録画機能のある機材を購入したり、
見逃し配信をしているサイトに登録をする、といった対策をしておく、
ゲームが好きなのであれば、誰にも邪魔されない時間帯を自分でしっかり把握しておく(または作る)必要があるでしょうし、
仕事で認められるためには、自分の仕事の仕方や上司の気持ちをもう一度しっかり考える(見直す)、ということができるようになると思います。

しかし、ほとんどの場合は、ストレスがかかった原因を相手や環境のせいにしてしまいます。
「これをやろうと思っていたのに!」とか、「あの人のせいで予定が狂った!」といった感じでしょうか。

しかし、自分のやりたいこと = 自分本意の考えであり、他人にはあまり関係がないこともあります。

他人から見たら「あなたがやろうとしていた(やりたかった)ことなんて知らなかった」
ということです。

他人のせいにしていてはストレスは永遠に改善されない

ストレスを他人にぶつけ、「私がストレスを感じたことをわかってほしい!」といったように、他人を変えようとしていては、いつまで経ってもその繰り返しです。

ストレスの原因は自分のやりたいことや大事にしている物事があるからだ』ということを認識してしまう方が、ストレスに対する合理的な改善策が考えられるのです。

感情ではなく、自分の頭(理性)を使って対策を考えてしまった方が、自分で舵を握れるため、よっぽど楽ですし、時間的にも早い場合がほどんどである、ということです。

感情をコントロールしてストレスを利用する

また、今回のタイトルにもあるように『ストレス』とは、
仕事の面でも、自分が本当は何をしたいのか、何が苦痛なのか、ということを発見することのできるセンサーとしての役割があります。

感情をコントロールして、ストレスとうまく向き合っていくことで、自分にとって本当にやりたいことや我慢している部分を改めて見極めることができ、どれくらい自分本意な思考を持っているのかも発見することができます。

僕たちは、日々やらなければいけない仕事と、自発的に考えていかなければいけない仕事とがあります。
その中で、ストレスを感じた時をチャンスと捉え、自分を見つめ直し、そこからどう行動していけば良いのか、ということを繰り返し考え、自分の思考や環境を改善し続けていきたいと思います!

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