僕はダンスを好きでずっと続けてきましたが、
ある疑問がずっと頭の中にありました。

メディア進出やファンの数、ステージ上でフューチャーされる割合などを比べて
何故この様な構図になっているのか?

シンガー > ダンサー(パフォーマー)

昔からこの疑問があり、
何故ダンサーがメインになる事が少ないのか

何故シンガーがメインとしてステージに立つ割合が圧倒的に多いのか?


皆さんこう思いませんか?

そんなの当然じゃん!わかってるわ!

でもですよ、なんとな〜く世の中の常識として分かってはいるのですが
明確な理由ってわからなくないですか?

ふ〜ん、という感じでいいので、、、ぜひ読んでみてください!笑

僕なりに学習して考えてみました!


視覚と聴覚とで必要な時間と労力に違いがある

話しの前に、まず、僕らが生活する上で

この事を理解する必要があります。

もう、結論から言います。笑

聴覚情報は『聞き流しができる』
視覚情報は『集中力がいる』

これが全てです。

例でいいますと、、、音楽と映画でしょうか。

音楽は聞き流しができ
同時に料理をしたり、勉強をしたりができます。

映画はどうでしょうか。
好きなアニメでもいいです。

同時に何かをする事が極めて難しいのが分かります。

ご飯を食べたり、飲み物を飲んだりなど、あまり集中力が要らないような事は別ですが。

あなたが好きなアニメや映画を観ている最中に
他にやるべき事や、何かを頼まれた場合、観ることを中断しなければなりません。

それなりにストレスがかかりますよね。
今見てたのに!って感じで。

このことから、視覚情報を得ようとするには、かなりの集中力が必要になる
ということが分かります。

では、ダンサーとシンガーの話しに戻します。

シンガーは、聴覚のみで勝負ができていて

ダンサーは視覚メインで勝負をしています。
それどころか、むしろ聴覚も必要になる事がほとんどです。

聴覚情報は
人の時間(労力)をほとんど奪っていない

視覚情報は
人の時間(労力)をめちゃくちゃ奪っている

この事から

視覚情報を武器として戦うダンサーは
聴覚で戦うシンガーよりも圧倒的に不利であり(不利という単語が適切かわかりませんが)

シンガー(歌)は、人の時間や体力を奪わないこと(聞き流す)ができることによって日常に溶け込みやすく
たとえ生活の中で強制的に聞かされることになったとしても、さほどストレスにならない

それによってファンの付きやすさにも大きな差が生まれるんじゃないか、という結論までたどり着きました。

それに加え、歌には音声でダイレクトに伝わる明確なメッセージ性があり
共感の得やすさでいえば、恐らくダンスとは比になりません。

この事をヒントに、視覚勝負(時間を頂く)という部分をこれからどう考えて行くべきか
劇場を創る上で大きな課題になってきそうです!


いかがでしたでしょうか?
言語化するのがすごく難しかったのですが、伝わりましたでしょうか。。。笑

歌と共演すること
メッセージ性の強い歌を使ってそれを表現する』(バックダンサー)が
やはり今はダンサーにとってベストなステージでの立ち方なのかもしれませんね。

勝ち負けで見てしまうと、ダンサーは難しいですね。。。
(このダンスから歌を作ってくれ!にならない限り)


ダンサー(個)としての名前を売りたいのであれば、
いやらしい話ですが、僕はシンガーがいない場所を選ぶ必要があるんじゃないかと思います。
(これ割といいこと書いたかも!)

あ、ダンスは元々音楽から生まれたものなので、という事は分かっています。
もしかしたら気を悪くされた方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそこの枠を超えて(一旦置いといて)、音(シンガー)にすら勝つ!という話しですので、
何言ってんのこいつ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、、、お許しくださいませ。

だってダンサーだって人生をかけているし、メインになりたいですし、有名になりたいじゃないですか?!笑

そんなこんなで、またこの視覚聴覚については奥が深そうなので
また思いついたら書いていきますね。


また、覗きに来てください!

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