人の価値は何で決まるのか?

かなり理屈っぽい話になってしまいますが、今回は人の価値について、僕が学んだことを書いてみようと思います。
(ちょっとお金についても偉そうに書かせていただきます。。。笑)

正解かどうかは正直ちょっとまだわからないのですが、
よく『拘束時間や労働量によってお金の流れ(給料や売上)が決まる』と考えている人が多い気がします。

これって、どう思いますか?

(いきなりお金の話で申し訳ありません。。。笑
人の価値とお金は精通する部分が多いと思っています)

価値はお金で数値化されている

アルバイトは大抵が時給で、1時間働いたらいくらお渡しします、という様に、時間とお金が比例して収入に繋がっていますよね。

ですが、業種や職場によって時給が違うのはなぜでしょうか?

実はここに、そこで働く人たちの社会に対する価値(貢献度)の差が出ています。

簡単に言えば、
給料 = 社会に対する貢献度(あなたの価値)が数値化されたもの
と言えます。

あなたが働くことによって、どれだけの人の生活が豊かになったのか、が重要ということです。

更に言えば、人に喜んでもらった量、とも言えます。
もしかすると今はこっちの解釈の方が正解かもしれません。

初めて車を作った人、初めて洗濯機を作った人、初めて婚活パーティーを開いた人、初めてSNSを作った人

極端な例ですが、この人達って人としての価値が高いと言えますよね。

沢山の人たちを喜ばせることができたからです。

逆に、今新しく車を作ったり、パーティーを開いたりしたところで人が豊かになる量は大したことなさそうですよね。
当たり前のことですが、人に喜んでもらえるかどうかの量は、今と初めてでは大きく違います。

そして、人に喜んでもらえるモノを提供できる、ということは、それだけそこに(その人に)お金が流れる、ということに繋がります。

自己満足で自分の価値を高めてしまうのは勘違い

実は、現代においてよく勘違いをしてしまう解釈があると思っていて、
上の理屈と一見すごく似ているのですが、何かというと、

人に喜んでもらえる量が少ないにも関わらず、時間と体力を削ってしまうパターンです。

すごく悪く言えば、自己満足で自分の価値を高めてしまっている状態です。

どういうことかというと
それって人が喜ぶの?誰が買うの?という需要の無いモノを作り続けてしまい
「どうして俺のところにはお金が流れないんだ!こんなに一生懸命働いているのに!」
と文句を言ってしまっている状態のことで

これって当たり前に思うかもしれませんが、実は会社員になると、この不満がめちゃくちゃ多く起こります。

自分の仕事によってどれだけの人を喜ばせることができているか
この事を考えないまま、給料や労働時間に対する不満を会社にぶつけてしまうのは、正直僕は間違いだと思っています。

もし、この様な悩みを持っている人がいるならば、一度冷静に考えてみてください。

今やっている仕事がどれだけ社会貢献(人を喜ばせたり豊かにしたり)できているのか。
会社そのものとしても一度考えてみるべきですが、会社内での自分の役割(目の前の仕事)から分析してみることをした方が良いのかもしれません。

会社というのは、大きくなればなるほど役割が細分化されていくものだと思います。

例えば、車のことは全然知りませんが、、、笑
タイヤを作る人、エンジンを作る人、ライトを作る人、座席を作る人、
それぞれ役割が分かれていて、タイヤを作る人はひたすらタイヤを作る、といった役割分担が会社ではされているはずです。

そのため、自分の役割が果たして人に喜んでもらえているのか?が見えづらくなるのもわかります。

もしも、そいうった役割が分担化された会社に属しているのであれば
タイヤを作る過程で、よりクオリティを上げる、より製作スピードを上げる、とった自分に任された役割の改善を考えてみてください。
または、自分の役割を変えることによって、更に喜んでくれる人が増えるかも、という前向きな変化の意思を持ってみてください。

僕は、会社員の本質はここにあると思っています。

より沢山の人に喜んでもらうために、会社を一緒に作る(盛り上げる)という考え方です。

会社員は、会社に対するお金の流れ(価値)を高めていくことができるかどうか、を考えられるべき人材だと思います。

もしそこで、何も変わらないと考えるのであれば、仕事(職場や職種)の選択を間違えている、ということになりそうです。

あなたがいくら頑張ったところで、社会貢献に繋がらない = お金が流れない、のであれば、
それは自己満足で価値を高めようとしている会社だ、ということです。

しかし、そこで勘違いをしてはいけないのは、会社を選んだのは自分ということを理解し、会社や社長に言い訳をしない、ということだと思います。

言い換えれば、価値の判断(会社の選択)を自分が見誤った、ということだからです。

人に喜ばせることができているか

ようやく本題に入ります、、、笑

その人の価値というものはお金で数値化されている、ということを説明させていただきました。

まとめると
人の価値はどれだけの人を喜ばせることができたのか、に尽きると考えていて、
反対に、ただ単にインプットした量(得た量)がその人の価値ではない、ということが言えます。

人より凄いことができる、凄いモノが創れる、変わった特技がある、、、
これらがその人の価値を決めている訳では無い、ということです。

技術の優れている量に比例しない

僕らパフォーマーやダンサーとして、価値のある人とはどのような人でしょうか。

凄い技ができる人でしょうか
踊りがとにかく上手い人でしょうか

僕はギブ(与える)ができる人だと思います。

凄い技を披露することで「かっこいい!」や「凄い!」といった人の感情を動かしたり
踊りや表現で人に感動を与えたり
技や技術を人に提供したり

これらのギブ(与える)によって人を喜ばせることができるかどうか、が僕たちパフォーマーの価値ではないでしょうか。

ここを考えられず、ただなんとなく好きなこと、やりたいことだけを追求してしまい
人を喜ばせることに繋がらなければ、だれも買わない商品を作り続けることと同じで、その人の価値は上がりづらいのかもしれません。

「技術提供をしてるのに、見返りが全然ないじゃないか!」
という不満に繋がってしまいます。

このブログも、誰かに喜んでもらえるギブになることを祈って、発信していきます。

今回も、ありがとうございました!

また、覗きに来てください!

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