認知度を上げるための一番主流な方法は『広告を打つこと』だと思うのですが、
今までSNSやチラシといった比較的リスクの少ない低予算の広告を打ってきた経験はあるのですが、果たしてその効果は?という疑問があります。
そこで、今回は広告の効果について少し考えてみました。
名前を知ってもらうだけでも絶大な効果がある
例えば、あなたが薬局でシャンプーを買いに行くとします。
CMを見て既に認知している銘柄「メリット」と「LUX」の2種類が置いてありますが、他の銘柄は全く知りません。
「メリット」や「LUX」にマイナスなイメージがなければ、あなたは間違いなくそれらを選ぶと思います。
理由は『知らない銘柄を選んで失敗したくないから』ではないでしょうか。
(別にシャンプーなんてなんでもいいわ!という方は別の例を想像してください。笑)
このことから、印象的な広告によって名前を認知されるだけでも『信憑性が生まれる』ということが分かります。
ひと昔前ですが「じゃがりこ」のCMが凄く印象的で、
咀嚼音が全て商品名である「じゃがりこ」になっていて
ひたすらに「じゃがりこ」を連呼しているだけ、です。
このCM、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
まさに名前(商品名)の認知に特化した広告と言えるかもしれませんね。
もちろん似たような商品で「じゃがりこ」と同じタイプの縦長でパリパリポテト系のスナックは他にもあって、一番最初にそのタイプを売り出したのは「じゃがりこ」ではなく実は「ジャガビー」だったかもしれませんが、
(本当のことは知りません。笑)
CMの効果によって「じゃがりこ」はそのタイプの先駆け的な商品、というイメージすら持たせることができていると思います。
僕たちの業界でも同じようなことが言えるかもしれません。
もしかすると、劇団○季さんなんかはその広告の効果によって一気に認知度を上げ、他の類似した団体をねじ伏せ、先駆け的な立ち位置にいけたのかもしれません。
(これも本当のことは知りません。笑
が、僕もCMで知ったことは確かで、それから学校の行事で観に行ったのが最初です。)
少し前の記事にも書いたのですが、これもネタバレの効果で、
当然『人は失敗をしたくない』ので、
広告によって多少内容(雰囲気)がネタバレしている事によって、『観に行こう』という最初の1歩目のハードルがぐんと下がる、ということが言えます。
どこよりも先に効果的な広告を打つことで、先駆け的な団体としての認知を広めることができるかもしれません。
これは、かなりの強みになりそうです。
もちろん広告で集まってくれたお客様に対し、中身のクオリティで期待値を上回る必要は絶対にあります。
それで言えば、広告で物凄い好印象を与えてしまうと、それだけ期待値を上回ることが難しくなりそうなので、そのあたりの調整は必要になりそうです。
長期的な広告の効果は必ずある
以上のことから分かるのは『広告を短期で考えてはいけない』という事だと思います。
結果を急ぐこと、つまり短期的に広告を打ったところで、すぐに忘れられてしまう可能性が高く、それではコストの無駄になってしまうかもしれません。
諦めずに常に発信を続ける『長期的な広告マインド』が必要になりそうです。
加えて、同時に『長期的なデータ分析能力』も必要になるかもしれません。
これはなかなか難易度が高そうです。。。
広告を続けているだけのライバルはSNSを見れば一目瞭然、世の中に溢れるほどいます。
ただ、その目に見えない効果をしっかり分析して実感できる能力がないと、やはり続けていくことの意味が見出せず、より効果的な発想が浮かばず、継続が難しくなってしまうのかも、と思っています。
『長期的なデータ分析能力』があれば、先行投資という大きな広告が打てるのかもしれませんね。
頑張りましょう。。。!
また、覗きに来てください。