怖い話しや都市伝説って何故だか、見たり聞いたりしたくなりませんか?

公演実施や劇場設立の際、その心理を学んでおくと
もしかするとお客様により楽しんでいただける要素になるかもしれない、と思い調べてみました。

これは我ながらなかなか面白い題材かもしれません。笑

コワイナコワイナァ〜

心理的反発

人は他人に変えられることを嫌がる傾向がある、というのは前に取り上げたことがありましたが、その心理と同じように、行動の制限をされると反発したくなる、という心理の働きもあるようです。

例えば、ここは絶対に入ってはダメ!と言われると、余計に入りたくなったり、覗いてみたくなりませんか?

自分の行動に対し、外(他人)からの指示で制限がかかったせい、と言われています。

これが『心理的反発』と言われているようです。

まさに、鶴の恩返し的なやつですね。

これを、専門的には『カリギュラ効果』と言ったりするみたいです。

そして、『怖いもの見たさ』には、このカリギュラ効果に加えて、もう1つ働く心理があるようです。

好奇心

人は情報を知りたい!ここに行ってみたい!といった自分の知らない事(物)を探求したくなる心理もあるようです。

これが皆さんご存知かと思いますが『好奇心』と言われる心理です。

この自分が知らない『なんだか面白そうな情報』を開拓したくなる好奇心と、
怖いものを見たら後悔するかも!という『見てはいけないけど見たい!』というカリギュラ効果の組み合わせが『怖いもの見たさ』の正体なのかもしれません。

恐怖体験は記憶に残りやすい

思い返すと、怖い体験をした記憶ってかなり残っていませんか?

・子どものころ、大人に思いっきり怒られた
・お化け屋敷がめちゃくちゃ怖かった
など

これらは生命の危機を体験したのと同様、身を守るための仕組みだそうですが、

生命の危機を感じると、冷や汗、動機、震え、毛が逆立つなどの身を守る反射が起こるそうです。

これらは人生の中でそうそう無い体験だと思いますし、それだけに記憶に残りやすいのかもしれません。

生命の危機ほどの反射は起こらないにしても、現代の平和な世の中だからこそ、怖いもの見たさのような日常で感じることのできる恐怖コンテンツを使って、危機的な反応を感じられる体験を求めているのかもしれませんね。

このカリギュラ効果好奇心を狙って舞台演出を考えると、より印象的な作品が創れるのかもしれませんね!

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