本質を見抜く深堀思考力
これってなぜなんだろう?と深く物事を考える機会ってどれくらいあるでしょうか。
あなたは最近、何について思考を巡らせて深く考えたでしょうか。
僕で言えば、最近は男女混合のアイドルグループに爆発的な人気が出ない理由、なんかを時間を使って深く考えたりしました。笑
今回は、『本質を見抜く深堀思考力』という、何だか凄そうなテーマで、書いていきたいと思います。。。笑
本質を見抜く深堀思考力とは?
例えば、ラーメンを食べに行ったとします。
味が美味しければ、「このラーメン美味しいね」という感想は誰でもでますよね。
もしくは、「麺が特殊で細くて美味しい」「魚介系のスープで出汁にこだわりを感じる」といったくらいでしょうか。
この辺りまでが、普通の人が考える思考の深さだと言えます。
しかし、本質を見抜いて自分の仕事に生かしたいのであれば、もっと深く掘り下げる必要があります。
それがなぜかというと、
普通の人の考え方止まりでは、普通(大多数)の行動しかできないからです。
もっと言えば、人より突出したアイディアは生まれない、ということです。
では、先ほどのラーメンで深堀思考をすると、どうなるでしょうか。
→このラーメン美味しい
→なんでラーメンって美味しいんだろう
→細い束で麺状にすることによってスープが沢山絡むから美味しいのかな
→美味しいって匂いと味覚だよな
→健康にいいとされている野菜とかより体に悪そうなラーメンの方が美味い
→身体が求める美味しさ(味覚)と健康ってズレがあるんだな
こんな感じで、深く考えていくことが『本質を見抜く深堀思考』です。
深堀思考ができない思考停止人間
よく、『それ、思考停止だよ』とかって世間で言われたりしますが、
実はこのような深堀した思考が持てなくなってきている人が増えてしまっている、ということなんだと思います。
メディアがよく報道している「誰がどうした」みたいな事件があったりしますが、
なんでもかんでも被害者が可哀想、みたいな考えになってしまっている人も多い気がします。
加害者にも理由があったりしますし、その事件に対する背景や可能性を考えないまま、加害者を非難してしまう人が本当に多いと感じています。
「芸能人がやらかした!」みたいなニュースも同じで、
あなたには何一つ迷惑をかけられていないにも関わらず、「謝罪しろ!」「ちゃんと記者会見しろ!」「態度がおかしい!」みたいな発言をしてしまう人も多く目立ちます。
これらが、まさに『思考停止』ですよね。
メディアが報じたままの感情や感覚を鵜呑みにして、感化されているだけになってしまっています。
あなたは一体誰なの。。。?って思いませんか?笑
このブログを読んでくれている人は、僕と趣味(思考)が合う人ですので、そんなことはないはずです。笑
パフォーマーに当てはめた本質を見抜く深堀思考の例
それでは、話しを戻して、、、
僕たちパフォーマーやダンサー目線での深堀思考の例を書いてみたいと思います。
『あの人(ライバル)にはなぜ人脈があるのか?』
→人脈って人との繋がりが多いってことだよな
→人数の問題なのかな?
→人1人に対して深い関係を築ける人数って限界が決まっているって聞いたな
→平均すると5人くらいしかいないらしいぞ
→これが人全員に当てはまるのであれば、『人脈=知り合いの人数』に必ずしも比例しないのかもしれない
→自分が深く付き合っている5人のうち、力(人脈や影響力)を持った人は何人いるだろう
→5人のうち3人は仕事にほぼ関係のない友人だった
→残りの2人は力のある人を探して、自分から積極的に関わるようにしてみよう
どうでしょうか。。。
(僕が今考えたことなので正解かわかりませんが。笑)
普通の思考では、
人脈がある = 人付き合いが上手い、普段から関わっている人が多い、何か光る(惹きつける)ものがある、カリスマ性がある
といった『その人が特別だから』という理由が浮かんでしまいませんか?
当然、これでは周りに勝つことができないことが分かります。
深堀思考を鍛えるための要素
思考を深く掘り下げることは、普段から少しづつ行えば、すぐに上手になっていきます。
僕自身が感じる大切な要素は『2つ』です。
- 誰にも邪魔されない『考える時間』を作る
- 思考を可視化できるように『書く』
この2つです。
1.誰にも邪魔されない『考える時間』を作る
まずは『時間』を作ってください。
この邪魔されない時間は、めちゃくちゃ大事です。
誰かと会話してしまったり、電話が鳴ったり、急に他のこと(邪魔)が入ってくる状況をできるだけなくします。
これができると驚くほど集中できることに気がつきます。
僕で言えば、このブログを始めた当初は、1つの記事を書き終えるまでに4時間ほどかかっていました。
今では1時間〜1時間半で書き終えることができます。
これは、能力(経験値)の向上ももちろんありますが、
環境を整えて、邪魔されない時間をうまく使っているから、と言えます。
2.思考を可視化できるように『書く』
もう1つの『書く』ということですが、
もちろん手書きでも、PCやスマホの打ち込みでも問題ありません。
要は思考が可視化されればいいんです。
面白いことに、
人が考えていることは、凄い速さでどんどん変わります。
人は1日に6万回、違う物事を考えているらしいですよ。
そのため、自分の頭の中で考えているだけの場合、「あれ、結局なんだったんだっけ?」となることが多いんです。
これは実際にやってみると分かります。笑
文字に起こして、それを見ながら考えていくと、より効率的に物事の本質を見抜く深堀思考ができます。
まだまだ先は長いですが、僕も劇場を創るために、様々な物事の本質を見抜く深堀思考力を鍛えて、頑張ります!