自分やチームを加速させる時間術

パフォーマンス業界に限らず、全ての職業に言えることかもしれません。

自分やチームを加速させる時間術』というのは、

自分にしか出来ない仕事に徹底する』であり、
反対に言えば『他人でもできる仕事はやらない』という事です。

これは、自分自身はもちろん、会社や団体(チーム)の歩幅を大きく加速させる考え方だと思います。

今回はその具体例を挙げつつ、書いていきます。

仕事を引き受けない勇気を持つ

僕たちのパフォーマンス業界で例えてみます。

「バク転をしてほしい」という出演依頼があったとします。

この仕事に対して、現場経験の多い人が受けてしまった方が安心ですし、話が早いのは確かです。

しかし、自分自身や会社(チーム)の前進スピードを加速させるためには、このような仕事の受け方を続けていてはダメなんです。

一般的な例でいえば、会議の書類を印刷したり、会議参加者のスケジュールを調整したりといった仕事でしょうか。
このような、『誰がやっても成果が同じような(さほど変わらないような)仕事』にベテラン(上司)が手を出してはいけないのです。

一見当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実は中小企業ではよくある話なのかもしれません。
正直、うちの会社(TRIANGLE CONNECTION)でも、まだまだできていない部分が多いのも事実です。。。

それがなぜかというと
自分でやってしまった方が早いから』です。

仕事を他人に頼む、という事は、意図や背景を一から説明する必要が出てきますし、
加えて、自分がやるよりも確実に完成度が低い、と思っているからです。

しかし、ここを少し我慢して、自分がやらなくてもいい仕事、つまり、他人がやってもさほど差が出ないような仕事は、どんどん部下(後輩)に渡していった方が、実は時間をうまく使えるようになるのです。

結果、この動き方をすることにより、
『部下のレベルが上がり』『自分自身に時間ができ』『自分の仕事が一段階上がり
最終的には『組織が大きく成長(加速)』することができます。

時間を作り、あなたにしか出来ない新たな仕事に取り組む

先ほどの例で言えば、
バク転の出演依頼は部下(後輩)に受けてもらい、その間に自分はもう少し難易度の高い現場に出たり、違う営業をかけたり、宣伝用の素材を作成したり、身の回りの人材をチームとして形成(管理)してしまい、全体が円滑に回るような仕組みを作っていくことに集中します。

その組織を作った上で、自分の時間を確保し、
自分にしか出来ない仕事や新たな取り組みに一点集中』するように動いていきます。

→自分が今までやっていた仕事を自分の分身に任せる
→自分自身はもう一個先の新たなレベルの仕事に手をつけていく

なんでもかんでも、自分でやった方が早いから、という理由で自ら仕事をしてしまうのは、実は時間をうまく使えていない、ということなのかもしれませんね。。。

僕たちにとって、やはりその仕事の仕方では、
劇場を創る
個人やチームを有名にする
といった特別で大きな目標を達成することは難しいのかもしれません。

これは、自分でやりたがりの僕らにとって、大きな課題となりそうです。。。笑

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