今勤務しているスタジオアートライズが盛り上がっているのは、凄く稀なパターンなんじゃないか、と思っています。

カレー屋さんのラーメンが売れないように、
なんでも屋さんは、今の時代には合っておらず、売れない、と言われています。

スタジオで言うと、
ダンスしか教えていない(ダンスに特化した)スタジオの方がダンスをしたい生徒が増えるでしょうし

アクロバットで言えば、アクロバットのレッスンに特化したスタジオに
アクロバットをしたい生徒が集まるのが普通です。

中華を食べたければ中華屋さんにいきたい
イタリアンが食べたければイタリアンレストランにいきたい

と考えるのが当たり前で、専門店の方がクオリティが高い、と考えますよね。


逆に言うと、中華・イタリアン・和食・洋食、全部ありますよ!のお店って、なんとなくクオリティが低いんじゃないか?という印象がありませんか?笑

スタジオもそれと一緒だと思っていて、
ダンスも、アクロバットも、エアリアルも、なんでもやってます!を売りにしていると、
じゃあ一体何屋さんなの??という印象になってしまう可能性がある、と考えています。

(アートライズが流行っているのはヒミツ!!!笑)

人付き合いの深い人、浅い人

今度は『人』で例えてみます。

誰にでもいい顔をする人は一見器用で人気者になりそうな気がしますが、
皆さんはどう思うでしょうか?

身近な人で照らし合わせてみて欲しいのですが、

私はこう思う!
これは良いと思う!
これはダメだと思う!

このように自分の性格(キャラクター)がハッキリしていて、自分の意見がちゃんと言える人って、どこか魅力的じゃないですか?

そういった人が自分と似た価値観を持っていると凄く共感できますし、他人に内面を見せている分、嘘がない印象を与え、特別な人になりやすい傾向があると思っています。

(もちろん度を越したのは例外で、常識や空気が読めるのは大前提です。。。笑)

物事の良し悪しをハッキリ言えてしまう人(自分の物差しがある人)が、実は今の世の中には稀で、濃い人付き合いができる人の特徴なんじゃないかと感じています。

逆に、誰にでも話しを合わせられて、八方美人の人ってどこか内面が見えなくて、本当はどう思ってるの?と感じてしまう場面が多い気がします。

前者は人を選んでいる = 人付き合いが狭く深い

後者は人を選んでいない = 人付き合いが広く浅い

と言えるかもしれません。

ショップ定員を例にすると面白いかもしれません。

どの商品を選んでも「お似合いですね!」と言われるより、
ある程度その人なりの意見を言ってくれる定員さんの方が圧倒的に信頼度が高いはずです。
極端な例ですが。。。

全ての人を対象にしようとすると失敗する

飲食店やショップ定員さんの例と同じで、全てのお客さんを対象にしてしまう
例え提供しているモノ(コト)のクオリティがどんなに高くても売ることが難しくなるかも、ということが理解できました。

客層(人付き合い)を広げる = 『信用度とクオリティの印象が下がる
ということが言えるのかもしれません。

しかし、この客層を狭めるという行為は凄く勇気がいることだと思っていて、
客層を狭める = こぼす可能性がある、という懸念をどうしても持ってしまうからだと思います。

店舗経営であれば、ほとんどの場合が人生を懸けている訳で、
あれもできる、これもできる、という可能性を見つけて欲張ってしまうのが当然の動きだと思います。

そこをグッと我慢して的を絞ることが、実は成功への秘訣なのかもしれません。

まとめ

僕たちの活動で言えば
L○Hは若者に、宝○歌劇団、ジャ○ーズは女性のみに的を絞っていることがわかります。

公演や劇場を創る上で、この客層を考えることが
実は凄く重要なことなのかもしれません。

まずは、トライアングルコネクションの色(テーマ)をもう少し明確に(分かるように)していく必要がありそうです。

これがめちゃくちゃ難しいのですが、、、
課題があり、伸び代があることは有り難いことだと捉え、頑張ります、、、!

本日もありがとうございました!

また、覗きに来てください!

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