現場に出ているのに知名度やファンが増えにくい原因
ダンサーやパフォーマーであれば『有名になりたい』と誰もが考えていることだと思いますが、
有名になるための下準備について、僕なりの意見を今回は書いてみたいと思います。
技術力も発信力も高い若年層
ダンサーや、パフォーマーとして現場で仕事をされている方であれば、こんな経験はありませんか?
現場(ステージ)に立っているのに「思ったより知名度やファンが増えない」
SNSやスタジオの普及により、ダンスやパフォーマンス業界の人気は更に加速し、ダンサーやパフォーマーの人口増加、加えて、子どもや若者でもベテラン顔負けの実力者が増え続けています。
そんな時代に入った中で、では、どのようにすれば勝ち残れるでしょうか。
先ほども書いた、現場に立っているのに思ったよりも知名度やファンが増えていない、と感じているとするならば、原因は幾つか考えられます。
あなたに対する情報量が少ない
何か1つ、あなたが大きな現場やイベントに出演することができたとします。
理想は、出演していたあなたのSNSアカウントやホームページといった情報をファンが探してくれることが一番なのですが、そもそも発信している情報量が少ない状態でファンを待つだけでは、これからの時代においてファンを付けることは難しいのかもしれません。
このことから、大前提として『ファンがあなたを探しやすい状態を先に作っておく』必要があると考えています。
未だにSNSをしていないダンサーやパフォーマーがおりますが、これは本当に勿体ないことです。
どんなにスキルがあり光るものを持っていたとしても、あなたをネット上で見つけることができなければ、継続して応援してもらうことはほぼ不可能な時代と言えます。
そもそも、情報発信における技術は若者の方が圧倒的に上手です。
加えて、パフォーマー人口の増加、若年層のパフォーマンスレベルが向上し続けています。
このことからも、有名になることやファンを付けることへのハードルが年々上がっていることが明確です。
パフォーマンスレベルでの差別化がますます難しくなってきている今、
あなたの魅力や功績といった良い情報を予めしっかり世に発信しておき、あなたに興味を持ってくれた人への負担(時間や労力)をかけさせず、すぐにあなたの事を探し当ててもらいやすい状態を先に作っておくと良いのかもしれません。
それがあって初めて、大きな舞台やイベントに立った際、この下準備の効果が最大限に発揮されると考えています。
SNSの数字が与える印象
社員雇用やアルバイト採用などでも、今やSNSアカウントのフォロワー数やコメント数などを見られている(参考にされている)場合が、実は多くなってきていることをご存知でしょうか。
例えば、あなたがスタジオを経営しているとして、インストラクター候補の1人と面接が決まったとします。
事前にその人のSNSアカウントを探して、人間性やスキルを見ておきたいと思いませんか?
そこで、フォロワー数やコメント数を見て、印象が変わることは明確であり、この例に限らず自分に置き換えても、何かのきっかけで同じような印象を受けた方は多いのではないでしょうか。
それだけ、SNSの数字というのは、実は自分の印象を大きく左右するツールとなっています。
反対に、僕たちダンサーやパフォーマーに限っては、この事を安易に考えてしまい上手く利用できていないと、マイナスの印象を持たれてしまう可能性が高いと言えます。
実際は年代などによって流行りや価値観の違いはあるにしても、一般的に見て
SNSの数字 = 『あなたの人柄や知名度を数値化したもの』になりつつある、という事実をまずは理解しておく必要があります。
ダンサーやパフォーマーとして有名になりたいのであれば、または有名であり続けたいのであれば、
パフォーマンススキル以外に、この事を常に意識しておくべきだと考えています。
まとめ
まとめると、
現場に出ているのに知名度やファンが増えにくい原因として、今回は2つ書かせていただきました。
1つは、
あなたの情報量が少ないため、ファンがあなたを探し出せていない。
または、ファン目線の質の良い情報(ファンが欲しがっている情報)が少ないため、逃してしまっている。
もう1つは
SNSの重要性を理解できていない。または安易に考えている。
本質は違うのかもしれませんが、現代ではSNSでその人の知名度や人柄を判断してしまう風習がある、という事が理解できていない(意識できていない)ため。
という内容でした。
僕自身がまだまだではありますが
活動を続けるとともに、質の良い発信とSNSでの印象を意識しつつ、これからも頑張りたいと思います!
また、覗きにきてください!