なぜ舞台に立ちたいのか
あなたがダンサーやパフォーマーなのであれば、まずは質問をさせてください。
「なぜ舞台に立ちたいのですか?」
自分の生きる意味であったり、好きな事であったり、続けることでしかきっと幸せを感じないから、
という答えを出した人は、是非今回の記事を最後まで読んでみてください。
どうして舞台(人前)に立ちたいんだろうか?
この事をしっかり説明できるダンサーやパフォーマーは、実は少ないのではないでしょうか。
実は僕も最近までそうでした。
長くパフォーマンスやダンスをしていると、それが当たり前の生活になってしまい、
舞台に立ちたい!という明確な理由が見えなくなってきませんか?
確かに舞台に立つことは自分がこれまでしてきた事を披露する場所ですから、当然気持ちのいい場所である事は変わりません。
ですが、あなたが今も舞台に立ち続ける理由は、果たしてそこでしょうか?
今回は、その舞台に立ちたい!と感じている『根本の欲求』を探りたいと思います。
自分の役割(仕事)だから?
理由として考えられる1つが『自分の役割だから』
言い換えると『自分にはこれしかないから』でしょうか。
舞台に立つ人は皆、心のどこかに確かに持っている感情かもしれません。
当然、自分の得意としている分野ですから、それを仕事にして上手くやっていきたい、という思いは必ずあるはずです。
しかし、これではどちらかといえば、マイナスな感情が強いように感じます。
下記のパターンは特にダンサーに多く当てはまるのではないでしょうか。
『好きな事を続けていたら楽しさや、やりがいが生まれ、その結果仕事に結び付いた』
その経験から、好きな事を仕事にして生きていきたい!という思いが生まれてくるのだと思いますが、このパターンはいつしか、続ける事が目標に変わってしまっている場合があります。
裏を返せば『舞台に立つ事をやめてしまうのが怖い』(仕事が無くなる、または仕事が変わってしまうのが怖い)といった圧迫された感情であったり
今自分が出来ることである舞台に立つ事(ダンスやパフォーマンスの仕事)を続けることが自分にとって正しい!という無意識に自分に負担の少ない、変化のない、楽な方向へ逃げる理由になってしまっている可能性があるのかもしれません。
そして、長く続けている人ほど、年齢を重ねている人ほど、舞台に立つ事から引けない感覚があるのではないでしょうか。
冒頭の質問で、「それが仕事だから」と答えてしまった人は要注意かもしれませんね。
正直な話しをしますと、、、パフォーマーやダンサーはお金に困っている人が実際はかなり多いです。
現状での成功者は一握りかもしれません。
確かに、今は食べていけている人ももちろんいます。
しかし、何一つ保証のない自己責任が強い世界であり、長期的にみても圧倒的に不利な職業であることに間違いはありません。
それでも、舞台に立つことを辞めないのです。
むしろ、SNSによってエンタメ業界がさらに盛り上がりをみせ、パフォーマンスがより身近なものになったこともあり、ダンサーやパフォーマーの人口は増え続けていると感じています。
舞台に立ちたい、ダンサーになりたい、パフォーマーになりたい!
この気持ちの根本は、実はもっともっと深い所にあり、プラスな感情でなければ成り立つ理由がないはずの仕事なんです。
では、根本にある『舞台に立ちたい!』という欲求の正体はいったい何なんでしょうか?
満たされる舞台と満たされない舞台に隠された違い
少し前の話しになりますが、有名なアーティストさんのツアーにてバックパフォーマンスの仕事依頼を頂けたことが何度かありました。
そのアーティストさんは、全国にあるドームを毎回満員にするほどに人気のあるグループです。
今も尚、その現場に出演する事ができた仲間は「あのステージは最高だった!」「また出たい!」という言葉を口にします。
当然それだけ規模の大きな現場ということもありますので、金額的にも大きな恩恵がある現場ではありました。
では、その事も含め、その現場で得ることのできた大きな『達成感』や『幸福感』はいったいどこから来たのでしょうか。
なぜ、得られる『達成感』や『幸福感』が大きい舞台(現場)と小さい舞台があるのでしょうか。
僕なりの結論です。
それは、どれだけ『認められたことを自分が感じられたか』ではないでしょうか。
なぜ舞台に立ちたいのか?
その根本にある欲求は、言い換えれば
『人に影響を与え認められた『スター』になりたいから』
ではないでしょうか。
経歴と共に忘れてしまう根本の欲求
僕自身、長くこのパフォーマンスの仕事をしている中で忘れてしまっていたんです。
大好きなダンスを誰かに観てもらって、他人や社会に認められた!と自分自身が実感できた瞬間に「あぁ、この舞台に立ててよかった!」と思えたことを。。。
コンテストなんて、まさにそうですよね。
たとえ歳を取っても、
自分が舞台に立ちたい!と願うのであれば、忘れてはいけないことなのかもしれません。
認められたり、影響を与えることのできるスターになるために、
何をすべきなのか、そして何をしない方がいいのか
立てて本当に良かった!と思える舞台はどこにあるのか。
この記事を読んでその欲求に忠実になれる人は、きっと、まだ自分の可能性を信じる事が出来ているはずであり、もしかしたら冒頭で書いた質問で、僕が例として出した回答に違和感を覚えたのではないでしょうか。
スター(有名)になりたいから!と即答できた人は、それを忘れずに今を突き進んで欲しいと切に思います。
場所を創る
僕は、決めました。
まずは仲間をその場所に連れて行ってあげたい。
他人が作った場所なんかに仲間を渡したくない、と本気で今考えています。
『自分達の劇場を創りたい』という夢は、仲間と僕自身の欲求を満たしてくれる可能性が大いにあります。
そして未来のパフォーマー(今の子ども達)にとっても、社会に、人に、認められるチャンスのある『憧れの場所』にできる可能性があり、それをしたいと考えています。
2020年4月29日の主催公演はそんな活動のスタートラインになりそうです!
もしよろしければ、今から予定に入れてください。。。!
4月29日です。
少しずつ企画が煮詰まってきました!
みんなを勝たせるために、頑張ります!!
4/29です。
それではまた、覗きに来てください!
TRIANGLE CONNECTION 公演決定!
2020年4月29日
北沢タウンホール(東京、世田谷、下北沢駅)
詳細は追って発表いたします!
TRIANGLE CONNECTION公式ホームページ
公式SNS
メンバーSNSにて!
ps.
4月29日の公演や今後の活動について議論する場があります。
そこで、一緒に盛り上げてくれるクルー(仲間)を募集しています。
少しの応援だけでも、ただただ、僕らの活動に「いいね!」をしてくれるだけでも、力になります。
詳しくは下記に記載しておりますので、是非ご覧になってください。